毎月第2水曜日と第4水曜日に「聖書を学び・祈る会」を行っています。
<聖書>
聖書とは
世の中には数多くの書物がありますが、それらとは区別された書物という性格をもつものが聖書です。聖書は、旧約聖書と新約聖書からなっています。
それではQ&Aでご説明いたしましょう。
Q&A
Q:旧約聖書とは?
A:ユダヤ教の教えが書かれていて、すべてイエス・キリストのお生まれになる前の物語です。一番古いのが紀元前10世紀、一番新しいのが紀元前2世紀に書かれ、700年にわたる文書です。旧約という言葉は旧い契約という意味で、ユダヤ教の神ヤハウェがユダヤ民族と取り交わした契約のことです。
Q:新約聖書とは ?
A:新約とは、新しい契約という意味でキリスト教徒がつけた名前です。
Q:新しい契約とは、どんな契約ですか?
A:イエスをキリスト(救い主)と信ずるすべての人を救われるという恵みの契約です。「これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。(ヨハネによる福音書 20章31節)」
Q:新約聖書はいつごろかかれたのですか?
A:新約聖書には27の文書があり、紀元51年ごろから紀元2世紀はじめまでに書き上げられたものです。聖書の原本はすでに失われていて、写本が残されています。印刷技術のない時代、手で書き写された写本が断片を含めて約4500に上るといわれています。
旧約聖書はへブル後で書かれ、新約聖書はギリシャ語で書かれています。
Q:聖書は歴史書ですか?どういう目的で書かれたのですか?
A:聖書は、どうやったら永遠の命に到達できるかを教えている、いわば、神様からの一人ひとりに宛てられた手紙のようなものといえるでしょう。そのような自分に宛てられた手紙という見方で聖書を読むことが目的にかなうのです。
Q:聖書はどこで買うことができるのですか?
A:大きな書店の宗教書のコーナーで買うことが出来るでしょう。私たちの教会では、新共同訳聖書を用いています。
お誘いの言葉
新約聖書からぜひ、お読みください。マルコによる福音書からお読みいただくことをお勧めいたします。